猫2匹にウサギを迎えて 


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ペットちゃんとありのまま記  
                       2002/3/1  5号
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日ごとに暖かさが増し、すっかり春らしくなってまいりました。

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今日のテーマ
  【猫2匹にウサギを迎えて】           おおもと

前回、おおもとのペットは猫2匹とウサギ1匹であることを書いた。

心得のある方なら、猫とウサギの相性が悪いので、大丈夫かしらと
思ったかもしれない。

おおもとも、テレビで、猫が気絶したウサギを口に咥えているシーン
を見たことがある。

3匹まずまず、共存共栄。おおもとのしつけでうまくいっている。

猫2匹は、ウチで生まれて11年飼っている。
ウサギは、昨年8月に、市内ペットショップで一目で見て気に入った。
買う前、3日3晩、店の中にいたウサギの夢を見た。

「やっぱり、縁があるのよ。あのウサギは…。」と思いつつ、仕事を
続けた。

ウサギは「イングリッシュスポット」でイギリス産で、値段は、半額の
9800円だった。大きくなりすぎて売れず、半額になったらしい。

大きなカゴの中に、ウサギ1匹と、モルモットが10匹くらい一緒に
いる。ウサギより、モルモットの方が売れていく。

毎年8月になると、ペットシッターの仕事はどこでも大忙しだ。

仕事が一段落して、ペットショップへ駆け込んで、ポツンと残った
ウサギを、手に入れた。

ウサギにとっては、新しい飼い主が見つかったことになる。

(注:「ウサギと暮らす」マガジンランド11月号、52ページに
おおもとの飼っているウサギの写真が載っています。)

ウサギの特徴は、白とコーヒー色。白い背中に1本のすじがあって、
耳がコーヒー色。顔には大きなホクロ模様と口元のまわりが、ヒゲを
はやしたような模様。脇腹にごまをふったような模様で、とにかく、
猫と同じくらい、大きなウサギである。

大きいから、猫関係でも大丈夫だろうと考えた。

ほんとは、フレミッシュジャイアンド(体重が7〜9キロの大型ウサギ)
がいいなと思ったけど、これもいいと決めた。

お店の女の子に「売れ残ったらどうするの?」と聞いた。
「お店のマスコットにする」と答えたので、安心した。
女の子も、「猫2匹いるウチじゃねえ…。別々に飼うんだったら、
いいけど…。」心配していた。

おおもとは、猫の性格を知っていたので、なんとかして見せると。

こうして我が家に迎えたウサギは「ロッピイ」と名づけた。

とりあえず、猫とは、隔離し、出入り出来ないようにした。

ロッピイは、新しい場所で、過ごす。今まで、ごちゃごちゃ狭かった
ペットショップから開放されて、1匹だけのカゴの中で、のび〜のび〜。

おおもとも、今までウサギを飼ったことがなかったので、毎日毎日
ながめては、声をかける。だんだん慣れてきたようだ。
なでると、猫の毛皮感覚と違ってヒンヤリした毛皮感覚だった。

10日も過ぎれば、1匹の猫(三女:ネロ)が、どうもあやしいと気づく。

そこで、猫1匹ずつ、初顔合わせをした。
ロッピイは、ずっとペットショップのカゴの中にいたので、いろんなペット、
種類の違うウサギ、オウム、モルモット、リス、サル、行き交うお客さん
を目にしていたので、喧騒さは慣れていた。

だから、ロッピイは、猫には驚かなかった。むしろ、驚いたのは、
猫の方である。
猫は、初めて見る耳の長い奇妙な生き物の姿に目を丸くした。

長女:マルは、一目見るなり、すぐ逃げた。
三女:ネロは、見るやいなや、逃げず、手をなめ始めた。それと同時に、
ロッピイも手をなめていた。

少しずつ、猫2匹とウサギが同じ家族であることを両方話した。
話したってわかるわけがない。なんとかあうんで3匹に伝えた。

ウサギはいつまでもカゴに閉じ込めておくのは良くないという話を
聞いていたので、夜のみ、部屋で放した。おおもとが寝る前に、
カゴに戻す。

ウサギは夜行性動物なので、夜の方が元気なのである。

ロッピイはようやく我が家に慣れ、好奇心強く、畳の部屋、
リビング、キッチン、お風呂場、トイレと探検し始めた。
猫は猫で、ロッピイの動きを見つめていた。

おおもとは、猫にわざとキャベツ、りんご、小松菜を差し出し、
「食べる?」と声かける。
猫の好きな食べ物ではないので、そっぽ。これをロッピイの前に
出しておくと、おいしそうにムシャムシャ。そんな姿を見つめる猫。

これだから、猫とウサギの食べ物が違うので、ケンカにならない。
むしろ、姉妹猫同士のケンカ(食べ物の食べる順番争い)の方が
多い。

ロッピイは、猫と同じ大きさなので、堂々としている。
ただ、抱っこがキライ。抱っこしようものなら逃げる。
猫を抱っこしても、ロッピイは嫉妬しないのである。

(注:ウサギは小さい時から抱っこする習慣をつけていれば、
抱っこに抵抗がないと聞く)

ロッピイは、機嫌がいい時は、猫の回りをぐるぐる走りまわる。
猫はうるさがるか無視している。

猫は、おおもとが叱ると恐いことを知っているので、悪さはしない。
3匹で仲良くお留守番が出来ている。

とうとう、ロッピイは猫専用トイレまで、共用にしてしまった。
猫は、ウサギのコロコロウンチとオシッコの匂いに目を丸くしたに
違いない。

ウサギはオシッコの量が多いとは、本当だった。

飼ってみるとわかったことだが、ウサギは鳴かないので、静か。

ただ怒ると「ブッ、ブ〜ブブ、ブッ」とブタのような声を出す。

どういう時に、怒るかというと、外へ散歩に連れて行くために、
リードを着ける時カゴの中で、ブッブ〜ブと言いながら逃げ回る。
うまくリードにつけたら後は、外でご機嫌散歩。猫も一緒に
ついてくる。

よく走りまわるが、犬のような右から左へ一方通行でいかない。

V通行である。ブイ通行といってもわからないかもしれないが、
2,3メートル行ったかと思うと急に逆戻りするのだ。逆戻りして、
2メートル歩いてさらに逆戻りする。
要するにV通行。ちょっと変った散歩の仕方である。

猫は木に登り、爪とぎをしながら、ロッピイを見ている。

ウサギがいると本当に元気になる。癒しになる。飼って満足。

猫はしっぽで表現するが、ウサギは耳で表現することに気づいた。

ウサギも可愛いですよ。特に、耳の表情が面白い。

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さて、次回のテーマは
【迷子体験からこの仕事に】 をお送りいたします。
                     ご期待ください。

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