|
今日のテーマ
【初めてのシッター依頼と鋭い質疑応答 上】 おおもと
これは昨秋、初めて依頼したお客様とメールやりとりした内容を取り上げてみま
した。キク子(仮名)様にこの原稿を見せてからOKをいただきました。
今回は、いつもと違い、長いので出来るだけ短くしたものの、3回分の量になっ
てしまい、悩んだ末「上」「中」「下」と分けて「中」は76号で「下」は
77号で掲載することにします。ご了承ください。
ではここからスタート
|
| キク子 |
「初めまして。年末年始にかけて帰省の予定があります。我が家は
猫1匹…こちらは過去にも留守番は体験済みです。
ところが、他にハムスターがいまして まだ1日以上の留守番をした
ことがありません。もしも、お願いするとして、猫+ハムスターという
組み合わせのシッターは可能でしょうか?」
|
| おおもと |
「はじめまして。ペット番です。よろしくお願いいたします。
猫ちゃんとハムスターちゃんですね。猫+ハムスターという組み合わせの
シッターは可能です。おおもとの経験ですと、
1軒の世話で、猫+インコ+ヨウム+ハムスター2匹+金魚の世話を
したことがあります。」
|
| キク子
|
「お仕事の性質上、同じ時間帯に散歩を希望するわんちゃんが複数いたり
することも考えられますが、基本的にシッターさんはおおもと様お一人
でなさっているのですか?」
|
| おおもと |
「はい、おおもとひとりでやっております。代わりのシッターはいませ
ん。年末年始は大変込み合いますので、時間と場所を考えて効率良くま
わるようにしております。
メルマガ49号「ペット番 大晦日〜元旦報告!」でごらんください。
03年大晦日〜04年元旦までの仕事ぶりが手にとるようにわかります。」
|
| キク子 |
「拝見させていただきました。お忙しい中、きちんとご家庭のことも
大切にされているご様子、素晴らしいと思いました。手際が良くないと
出来ないことですね!
我が家の猫は、どちらかというと甘えん坊で、私が帰宅してからでない
とトイレに行かないようなところがあります。
少しおなかが弱い+過去に軽い膀胱炎を経験しているので、できればお
しっこ&便が一日に1回は出ていることを確認していただきたい
(万一シッターに入った時点でまだのようであれば、シッター時間中に
させるように促し、できるだけ排泄行為を規則的にさせる)…という
依頼は可能ですか?」
|
| おおもと |
「うまくいけば、いいのですが、ふだんの飼い主がいないと落ち着かな
い猫ちゃんはシッターがやってもダメなのは無理しいせず、そっとした
方がいいと思いますが。
中には、オシッコ出ないためにお腹をギューッとしぼるようにして
おしっこを出す方法もありますが、猫ちゃんの性格しだいです。
物怖じしなければ、なんとかなると思いますが。
おおもとも猫2匹飼っていますので、猫ちゃんどう心を開くかですね。
一度打ち合わせをしてみないとなんどもいえません。
猫30分というのは、20分がお世話時間で、
残り10分は報告書作成に充てることになります。」
|
| キク子 |
「で、実際のところ(猫1匹あたり)正味20分というのは、かなり短時
間に感じるのですが、こんなに短時間で、相手(猫)が何を望んでいる
かを把握し切れますか?」
|
| おおもと |
「そのために打ち合わせの時に綿密な話し合いをします。カルテに飼い
主様の希望を全部書きます。冷暖房の必要、設定、猫ちゃんの持病の有
無、トラウマの有無、留守経験の有無など細かいことを聞きます。」
|
| キク子 |
「わかりました。ええと、トイレ、ご飯の用意はともかく、たとえば寒い
とか、お水が飲みたいとか、なんか具合悪いとかetc。
遊ぶにしても、ベランダに出して〜、または追いかけっこしよう…など、
あれこれ猫なりに飼い主不在で、普段出来ていることが出来ないストレ
スを抱いていると思うのですが、その一番欲求の強いことが何であるか
を、判断してサポートしていただけるのでしょうか?」
|
| おおもと |
「飼い主様とまったく同じように出来るためには、普段の日々の過ごし
方が違うため、不可能です。一時的に飼い主がいないことを猫ちゃんに
わからせるため、学ばせることも必要になってくるでしょう。
シッターとはどんな人なのかそのうちにわかってきます。猫ちゃんに
留守体験をさせるしかありません。一度それに慣れると、一段と猫ち
ゃんが成長します。飼い主のありがたみがわかるようになります。」
|
| キク子 |
「猫は、私も仕事をしていますので平日の朝から夜19:00頃までの留守
番は恒常的に体験しています。また帰省時など、1泊2日もしくは2泊
3日までの一人(匹)での留守番も4〜5回程度体験させています。
いつも、特に粗相もなく良い子で留守番をしてくれていますので、本当
のところ、何が何でもペットシッターさんにお願いしないと…という状
況でもないのです。
(今回はハムスターに2泊3日の留守番が可能なのか??というところか
ら、シッターさんへのアクセスを開始した次第です。(^.^))
ただ、2泊3日…というと当然食糧を多く置いて行きますよね?
でも実際にはおそらく、飼い主が2日間帰宅しないと言うことを認識せ
ずに、初日〜2日目にどんどんまとめて食べてしまうのが帰宅後の下痢
の一因かな?とも思いまして。(+ストレスも?)
留守番でストレスを感じたところに、毎回帰宅後の下痢騒ぎで病院に行
って、嫌な薬を飲まされて…見ていて可哀想なのです。
嫌なこと3連発になるのを防ぐには、ご飯を規則正しく与えたほうが良
いのかも知れない…?とシッターさんへの依頼を思いついたのです。
…実は、良いことか悪いことかわかりませんが、かなり(飼い主=私
に対する)依存心の強いタイプだそうで(獣医に驚かれました)日常生
活の中で、何をするにしても「ママ見てて」と言うところがあります。
具体例でいいますと…。トイレに入った→掃除は済んでいるし、勝手に
おしっこしているだろうと思うと、じーっと砂を見つめて私が来るのを
待っていたりします。
→そこで、本猫の見ている前で新しい砂の入っている引き出しを開けて、
少量の新しい砂を本猫に匂いをかがせて、「新しい綺麗なお砂だよ」と
トイレ本体に入れてあげると、やっと納得して入る…とか。」
|
次回の76号「中」につづく。
|